やせる脂肪「褐色脂肪」を活性化させ、やせやすい体にしよう。

太る脂肪「白色」とやせる脂肪「褐色」

ひと口に体脂肪といっても「白色脂肪」と呼ばれるものと「褐色脂肪」と呼ばれるものの2種類の脂肪細胞があります。私たちが普段「脂肪がついて太っちゃったー」という脂肪は白色脂肪のことで、もうひとつの褐色脂肪は、いわゆる善玉の脂肪です。

 

褐色脂肪がやせる脂肪といわれるゆえんは、熱を出してエネルギーを消費しやすくし、体温を保持する役目があるからです。成人でも全部合わせて40グラムほどしかないのですが、この褐色脂肪の働きが活発ならば、余分な脂肪がどんどん燃焼されていき、脂肪を溜め込みません。肥満ぎみの人は、この褐色脂肪の働きが弱っているともいえます。褐色脂肪は交感神経の刺激によってその働きが活発になるので、じょうずに交感神経を刺激すれば、いままでその働きが弱かった人も効果的に脂肪を減らすことができるでしょう。

温冷シャワーで褐色脂肪を活性させる

褐色脂肪は主に首筋、わきの下、肩甲骨の周辺、心臓の周辺、腎臓の周辺にあります。食事をするとよく首筋が温かくなったり、わきの下や背中が熱くなったりしますが、それは褐色脂肪がエネルギーを消費している証拠です。

 

こういう人は基礎代謝が良く食べても太りにくい人で、褐色脂肪が元気なのです。逆に食事をしてもこの辺りが熱くならない人は、褐色脂肪の働きが鈍いのかもしれません。そこで、活性化させる効果的な方法が「温冷シャワー」です。温水と冷水を交互に、首筋、わきの下、肩甲骨の周辺などに、約20秒ずつ当てていきます。

 

集中的にその部分を刺激することで、短時間で交感神経に切り替わって褐色脂肪州敷性化し始めます。とくに体が活動的になる朝のシャワーがおすすめです。

交感神経を刺激するほかのダイエットと併用を

交感神経にスイッチが入ると脂肪が燃焼されやすくなる仕組みは、いろいろなダイエットに利用されていますね。

 

このダイエットの特徴は褐色脂肪が集まっているところを直接刺激することで、より効果的に褐色脂肪を活性化させる方法です。このほか、前記の部位をストレッチしたり、ダンベル体操も褐色脂肪ダイエットのひとつになります。

 

とくにシャワーを使ったこのダイエットは気軽にできるので、ぜひほかの交感神経を刺激するダイエットと組み合わせてみてください。効果アップが期待できます。運動したり食事に気をつけても体重が減らない人は、基礎代謝や交感神経の働きが鈍っていて、脂肪が消費されにくくなっているのかもしれません。このような人はとくに、褐色脂肪を意識したこのダイエットが有効です。

褐色脂肪を活性化させるシャワー法
  1. うなじから首のつけ根まで
  2. 姿勢を工夫して肩甲骨周辺を
  3. 上から内にむかって円を描くように
  4. わきの下で小刻みに動かす
  5. 腰をひねって腰上に

脂肪が燃焼しやすい入浴法で、リラックス& らくらくダイエット。

入浴方法でダイエット効率がアップ

半身浴ダイエットとは、おへそよりこぶしひとつつ上の高さまでお湯につかってやせるダイエット法です。この入浴法ですと、体に負担をかけずに長くお湯につかっていられるので、体が芯まで温まり、血液の循環を促して脂肪が燃焼しやすい体に変わっていきます。

半身浴をする際のポイントですが、最初に42度程度の熱めのお湯に1〜2分首までつかるといいでしょう。こうすることで、体が目覚め、エネルギーを消費する準備ができていくので効率がアップします。

半身浴の4 つの効果

  1. 血行がよくなり老廃物がでやすくなる。
    熱いお湯につかると、体の表面だけ急激に熱くなって体の芯までは混まりません。しかし、ぬるめのお湯にゆっくりつかる半身浴なら、体が芯まで温まるので血液が全身をめぐり、汗をかいて老廃物が出やすくなります。
  2. 水圧で下半身のむくみをとる
    湯船につかるだけで1トン近い水圧が体にかかります。お風呂に入ると全身が引き締まった感じがするのはこのためですが、半日までつかる全身浴だと、その分心臓にもかなり負担がかかります。その点、半身浴なら上半身の負担がなく、むくみがちな足を重点的にほぐすことができます。
    の芯まで温まることで皮膚の血管が広がり、胃腸の血管が収縮します。そのため胃の運動がゆるやかになり、胃液の分泌が減って食欲が抑え卯られます。
  3. 胃の運動がゆるやかになり食欲を抑える
  4. イライラによる過食を防ぐぬるめのお湯にゆっくりつかることで自律神経のバランスが整います。結果、心身ともにリラックスできるので、イライラによる過食を防ぐことができます。

ぬるめのお湯に1回20分が基本

入り方は、まず浴室を熱いシャワーなどで温めます。冬はとくに風邪をひきやすいので忘れずに。そして、かかり湯をしてから、42度の熟めのお湯に1〜2分首までつかり、しっかり体を温めます。それから半身浴に入ります。このとき、少しもったいないですが、熱いお湯を減らし水を足して38〜40度ぐらいのお湯をつくってください。

 

少しぬるいかな? と思うくらいの温度がちょうどよいでしょう。入浴時問は1回20分ぐらいを目安にして、続けたい場合は一度、休憩を入れましょう。お風呂の中でマッサージをするのも効果的です。ちなみに40度のお風呂に20分入っていると、約100キロカロリー消費することができます。水分が失われるので、入浴後はもちろん、入浴中でも水分補給をするようにしましょう。

汗をたっぷりかいて毒素をしっかり排出でも紹介されていますが、解毒にいい汗は、さらさらでなめてもしょっぱくない汗です。こういった汗が出るのは、体本来の毒出しパワーが全開の証拠。

半身浴の効果アップなら塩入り半身浴がおすすめです。

褐色脂肪の多い部分に冷湿布を貼るだけでやせられる。

冷やして褐色脂肪を刺激

ここで使う冷湿布は、筋肉痛や肩こりなどを解消する薬効のある湿布ではなく、熱をさます目的で使われている冷湿布です。

 

体の一部分をただ冷やすだけでダイエットできるのです。冷湿布ダイエットの理屈は、褐色脂肪ダイエットと基本的には同じです。脂肪を燃焼させる褐色脂肪を刺激して、より燃焼を高めようというもので、その刺激のためには冷やす、温めるを繰り返温冷法を行いますが、シャワーを浴びる方法では効果はあるものの時間は限られています。

 

ダイエットは燃焼効率×時間で、燃焼効率は多少下がっても、長く続けられる方法なら無理なく効果が得られるというわけです。

 

褐色脂肪は首、肩甲骨の間、わきの下、腰に集まっていますが、わきの下は冷えすぎると腕の血行が悪くなるので、冷湿布を貼るのは首、肩甲骨の問、腰にします。

 

ここに冷湿布を貼ると温度が下がり、それを褐色脂肪が察知して、脳に熱を出すように指令が出ます。部分的に冷えたのに、脳が全身を冷えたものと勘違いして、全身の発熱をよくするために自律神経の交感神経が活発になり、脂肪の燃焼がよくなっていくのです。冷えた褐色脂肪は、とくに盛んに熱を発するようになって、脂肪燃焼が進んでいきます。

 

褐色脂肪は食事をすると熱が上がるところなので、一番熱が上がりやすいところに冷湿布を貼るのがもっとも効果的です。食後しばらくたってから、手で触れてとくに熱を感じるところに冷湿布を貼って、冷甜湿布の効果がある問(冷えている間)は貼り続けることです。

寝ている間に脂肪が燃焼する

ただ冷やすだけでなく、足の裏に温湿布を貼ると、足の血流が増え、交感神経がより刺激されて、褐色脂肪が活性化します。外からは見えにくい肩甲骨の間と腰は外出しているときにも貼っておき、効果が薄れてきたら取り替えます。家でなら、首にも貼り、さらに足には温湿布を貼っておくこともできます。

この方法は、湿布を貼るだけで、あとは何をしていても自由です。寝転んでテレビを見ながらでもダイエットができます。入浴直後は、冷湿布によって、せっかく全身が温まったのに、それを冷やすことにもなりますが、入浴の熱が引いてきたら冷湿布を貼って、そのまま朝まで寝てしまっても、寝ている問に脂肪が燃えてくれます。

 

その燃焼量は軽く歩いているのと同じという研究報告もあるくらいです。ゆっくりと歩いていたら、普通なら脂肪は燃えにくいのですが、一晩中、一日中となると話は別です。それと同じ効果が期待できる簡単で優れた方法が冷湿布なのです。

  • 首、肩甲骨、腰を冷湿布する
  • 足の裏に温湿布を貼ると交感神経をより刺激する
  • 夜、寝ている間に貼っておくと脂肪が燃焼してくれる。

食欲を抑えるツボ押しで、太らない体質をつくる無理のないダイエット。

体のさまざまな器官に反応するツポ押し

耳ツボダイエットは、耳にある食欲を抑えるツボなどを刺激してダイエットを行う方法です。治療院などで行う場合は専用の針を使ったりシール状のものを貼って刺激しますが、自分で指を使って刺激する方法もあります。

 

そもそもツボとは何なのでしょうか?東洋医学では、全身のバランスをとる「気」の通り道のけいらくことを経絡といい、その反応のもっとも強い場所がいわゆる「ツボ」になります。

 

人間の体には1000以上ものツボがあるといわれていますが、そのすべてが内臓や筋肉、神経など、さまざまな器官や組織と密接に関係しています。ツボを刺激することで、そのツボとつながっている器・冒や組織が刺激され正常な状態に近づいていくというわけです。特に足の幸雫手の甲、そして耳にはたくさんのツボが集中しています。

ダイエットに利用される7つの耳ツボ

耳には150ものツボがあるといわれ、特に自律神経に敏感に働きかけるので、大変反応を起こしやすいツボです。中でもダイエットに効果があるツボを紹介しましょう。

  1. 神門
    精神を安定させるツボ。ストレスなどでイライラした気持ちを鎮めてくれます

  2. 精神を安定させるツボ。ストレスなどでイライラした気持ちを鎮めてくれます
  3. 食道
    胃、腸、肝臓、すい臓など紺の機能を高め、太りにくい体質をつくることを助けます。
  4. 噴門
    胃の働きを正常にして、消化・吸収力を高めます。

  5. 呼吸器の肺の働きを高めるツボでもありますが、食欲を抑えるツボでもあり、体脂肪がエネルギーに変換されやすくなります。
  6. 内分泌
    ホルモンなどの分泌をスムーズにし、生理不順などを解消し、肥満を防ぐ効果があります。
  7. 飢点
    過剰な食欲を抑える効果があります。ツボ押しの特徴は、それ自体ですぐやせるというのではなく、食欲を自然に抑え、消化器官の働きを活発にして、太りにくい体質をつくることです。

 

毎日の食事や行動を記録して肥満の原因をさぐるアメリカ発のダイエット法。

日記をつければ肥満の原因が見えてくる

肥満の要因は大きく分けて 2つあります。ひとつが遺伝 によるもので、3〜4割がこ れに当たります。もうひとつ が環境によるもので、6〜7割がこれに叫あたるといわれて います。

 

アメリカで生まれたこのダ イエット法は、環境をとくに 重視したもので、「肥満にな る環境を洗い出し、それを改 善していけば、肥満は自然と 解消できる」という考え方か らきています。

 

正式には「行動修正療法」といい、日本肥 満学会でも推奨されている本 格的なダイエット法です。 といっても、方法はいたっ て簡単。毎日、自分の食べた ものや行動日記をつけるだ け。これだけで本当にやせる ことができるのです。 日記をつけていくと、肥満の原因が必ず見えてきます。それを自覚して問題を解消する努力をすることで、自然とダイエットにつながっていきます

毎日欠かさず最低でも1ヶ月(90食分)は記録をとる

食事日記をつける

朝起きてから夜寝るまでを順に、食べたものをすべて書き出す。食事時問やメニュー、食事の量、そのときの状況や気持ちまで克明に記録する。l度にまとめて書こうとすると忘れてしまうので、ノートを持ち歩いて食事後すぐにメモをとることをおすすめ。

行動日記をつける

食事日記と同じように、タイムススケジュールに沿って、何時に、どこで、何をしたかをメモします。例えば、「8時出勤。エスカレーターで駅のホームまで上がる」

「夜9時〜10時缶ビール(2本) を飲みながらテレビを見る」など。さらに、運動量を見るために万歩計を付けて計測するのもおすすめです。

体重を記録する

体重は同じ時間や条件で測ります。体重を毎日測るだけでも意識がダイエットに向かうので、自己管理がしやすくなります。

日記をもとに太る原因をチェックする

1ヶ月分の記録がたまったら、そこで分析を始めます。食事日記と行動日記、そして体重と合わせて、じつくり客観的に分析してください。食事が偏っていないか、食べ方のくせ(早食いなど) はないか、間食が多くないか、運動が少なすぎないかなど、問題点を探していきます。

 

「夜遅く間食をしているので、夜9時以降は何も口にしないようにしよう」とか「早食いなので、なるべくゆっくり噛んで食べよう」など、できる範囲で改善していきましょう。特別なダイエットをしなくても、問題点を改め、こうした行動を積み重ねていくだけで、着実に体重は減っていきます。

記入例

 

7:30トイレ51..5kgさわやかに目覚める
7:30〜8:15朝食
  • バター付きトースト
  • レタスのサラダ(ノンオイルドレッシング
  • コーヒー(マグカップ1杯)
TVを見ながら食べる
9:25トイレ  
9:30 出社 コーヒー(会社用マグカップ1 杯) 
10:45間食キャラメル2個口寂しくてつい
1200〜12:25昼食きつねうどん同僚のNさんと一緒に昼食