ウォーキングをこま切れに行いながら無理なく確実にダイエットする方法

ウォーキングは30分も10分×3も同じ

有酸素運動のウォーキングは、今やダイエットの定番エクササイズです。休日になれば公園や散歩道などでウォーキングを楽しむ姿を見かけます。

これまでウォーキングは、基本的に1日30分歩くのが効果的だといわれてきました。それは最初に消費するのは体内の糖質で20分以上持続しないと脂肪が燃焼しはじめないために、少なくとも30分は続けないと効果がないといわれてきたのです。

ところが最近の実験によって30分を1回でも歩いても10分ずつ3回に分けて歩いても効果に変わりはないことが明らかになりました。

ウォーキングはなぜ、脂肪が燃えやすいのか?

運動で効果的に脂肪を燃やすには、酸素が必要です。時間をかけて酸素を取り込みながら行う、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動がダイエットによい、というのはこのためです。

 

負荷の少ない運動を長時間続ければ続けるほど脂肪が燃焼されるので、誰でも無理なく行えるウオーキングは、ダイエットに最適といえます。ちなみに、運動の内容によって脂肪の消費はどのくらい違うのでしょうか。

 

私たちは、平常時には糖質60%、脂肪40% の割合でエネルギーを消費しています。また、息が切れるほどのギョギングや激しい運動をすると、体は燃えやすい糖質のほうを先にエネルギーにしてしまうため、糖質80% 、脂肪20% と、脂肪はほとんど減りません。

 

ところが、速足で駅まで歩くなどの負担のかからない運動の場合は、なんと糖質35%、脂肪65%と逆転。軽い運動のほうが脂肪が燃えやすいのです。

ストレッチなども組み合わせて効果アップを

ウォーキングをするときのポイントは「やや速足で」。いくら軽い運動がいいといっても、だらだら歩きでは効果は出ません。運動強度がなさすぎも効果が上がらないので、いつもより「やや強く」歩くことも必要です。

 

また、ただ歩くだけでなく、ウォーキングの途中や終わったあとに手足や腰の筋肉を伸ばすなどのストレッチを取り入れると、さらに効果がアップします。たまにはストレッチや水泳など、ウォーキングでは使わない筋肉を刺激するようにしましよう。

生活習慣を「太らない食習慣」を意識するとさらにいいでしょう。

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