段使わない筋肉を刺激するとGLUT4の働きで脂肪を減らす。

後ろ歩きでGLUT4を活発にする

歩くといえば前に進むというのが常識ですが、後ろ向きに歩くとダイエット効果があります。後ろ向きに歩くなどして、普段は使わないももの内側の筋肉やお尻の筋肉を刺激すると、筋肉の中のブドウ糖を効率的に取り込むためのタンパク質「 GLUT4 (グルット・フォー) の働きが活発になります。

 

同じ運動量でも、普段から刺激を受けている筋肉はGLUT4が表面に出てきにくくて、ブドウ糖の取り込みの効率もよくありません。また、普段と同じ刺激では、GLUT4の数があまり増えることもありません。ところが、普段はあまり使っていない筋肉が使われると、GLUT4 が表面に出てきやすくなるだけでなく、その刺激が続いているうちに、GLUT4 の総量も増えてきて、ますますブドウ糖を取り込みやすくなってきます。筋肉に効率的にブドウ糖が取り込まれていると、エネルギーになりやすいだけでなく、筋肉が増えて強くなっていきます。これはブドウ糖がグリーコーゲンに合成されて筋肉内に入るからで、筋肉が増えるとそれだけ脂肪を燃やす力も増えることになり、エネルギー効率のよい体になっていきます。

安全なサイドステッパーを使ってエクササイズ

後ろ向きでは歩きにくく、転ぶ危険もあるので、それなりの広い場所が必要です。一番よいのはプールの中です。プールの中なら水圧がかかり、同じだけ歩いても工ネルギー消費が大きくなります。「後ろ歩き」は歩幅が小さくなり、足も大きく上がらないので、できるだけ膝を高く上げるように心がけて歩くことが大切です。

 

後ろ歩きだけでなく、サイドステップや腹筋運動、背筋運動などの普段は使わない筋肉を刺激する運動でも効果があります。最近はやりのサイドステッパーは、この理論を応用した健康器具。従来のステッパーが上下の動きだけだったのに対して、サイドステッパーはペダルを踏み込むと上下だけでなく、左右にもペダルが動いて、ウエスト、ヒップ、内もも、外もも、ふくらはぎを中心に、全身の筋肉を鍛えることができます。サイドステッパーは、ペダルが外側に動いて下半身がねじれます。踏むたびにウェストがねじれて、腹部の筋肉が強く刺激されると同時に、ヒップからふくらはぎにかけての筋肉が鍛えられているのが実感できます。後ろ歩きやサイドステッパーは筋肉の刺激と燃焼効率がよいので、柑分も続ければ、普通のウォーキングの抑分相当の消費が得られます。

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